高橋幸宏さんが亡くなられた。
このサイトを作成していた時にも(スケッチショウも含め)BGMとしてよく流していたし、つい1週間ぐらい前に「EGO」を聴き直していて、やっぱり良いアルバムだなぁ、なんて思っていた所だった。(”LEFT BANK”はずっと自分がいつかこういう曲を作れたらと目標にしていた曲の一つです。)
自分が知っている芸能人やミュージシャンや俳優も軒並み高齢化してきているので当然、訃報は多いけれどやはりショックな出来事です。
SNSで手術されて闘病されているというのは知ってたけれどまさかそんなに早く、、、と思いました。愛犬を残しての旅立ちは、さぞかし心残りだったと思う。
何度かブログやSNSで書いているのですが、私はYMOの中では幸宏さんが断然好きでとても影響を受けています。
これも何度か書いていますが5つ年上の姉がYMO世代なので、自分が小学生の頃にずっと同じ部屋で音楽を流していて、その中で特に自分の心に響いたのが幸宏さんでした。トッドラングレンも、バートバカラックも、幸宏さん経由で知りました。
余談だけど初めて買ったカシオキーボードの「コード演奏機能」を試したくて、歌詞ブックに掲載されていた(昔は歌の歌詞とコードだけが記載されていた歌本が雑誌の付録とかでついていた)幸宏さんの曲を演奏することで、「コード進行」という概念をふんわりと理解したという記憶もあります。
YMOのメンバーの中では一番ポップでセンスの良いソフトロック寄りだったと思うんだけど、そこが自分の琴線に触れたんでしょうね。あとちょっと切ない声や歌い方も。
自分の音楽の原体験ともいえるもののひとつに彼の音楽があって本当に運が良かったと思う。今も音楽を続けられているモチベーションのひとつに「もっともっと良い曲をつくりたい」っていう思いがあって、そのお手本となる人物でした。
ありがとうございました。
どうぞ安らかに。
これからも聴き続けます。